2011年5月17日火曜日

本紹介 16

タイトル:成功する人間関係
著者:L・ギブソン 大庭隆・訳
出版:創元社

・人は皆エゴイスト

・人は皆この世の何物にもまして自分自身に興味を抱いている

・人は皆己を重要だと感じることを欲し、“何者か”でありたいと望んでいる

・人は皆他人の承認を得ることによって自分自身を承認したいと願っている

・相手の自尊心への飢えを満たしてやれば、彼は自然に友好的な好ましい人物になる

・自己愛がなくては他人に友情を抱くことはできない

・低い自尊心は摩擦と厄介のもと

・相手が自分自身をもっと好きになるように仕向ければ、彼との対人関係も良くなる

・人は己の自我を高めるために行動する

・ほかの人々は重要であることを夢忘れなければ、人との折り合いも良くなる

・他人にもっと注目することを今日から実行せよ。大人であれ子供であれ注意を払えば相手に重要感を与えることになる

・人に良い印象を与えたいと思うならば、最も効果的な方法は、相手に、こちらが印象付けられたことを分からせることである

・鏡の前に立つように、相手はこちらの態度を反映する

・こちらが感情的にならずに冷静に行動すれば、相手の怒りが爆発するのを抑えることができる

・熱意ある態度を示せば、相手の熱意が呼びさまされるだろう

・自信ある行動をとれば相手はこちらに信を寄せる

・今からすぐ、自信ある態度をちらつかせるよう心掛けよ。口ごもるのはやめて、はっきり声を出すこと。自分の姿勢を振り返れ。肩を落としたり、うなだれたりせずに頭を高く掲げて肩をしゃんと張り、自信に満ちた、目的地をわきまえた歩き方をせよ

・対人関係においては、初めての出会いで基音を定めるのは自分自身

・友好的に始めれば友好的な会合となる。弁解調で始めれば、相手はこちらが終始弁解調を続けるように迫る

・初対面の際相手に与える印象は一生消えない基音となる

・人は自己評価どおりに受け入れられやすい。自分はつまらぬ人間だと思えば他人にもそう思われる

・相手に良い印象を与える最良の方法の一つは、印象を植え付けようとあせらずに、相手はこちらに良い印象を与えていると、相手にわからせることである

・人を引き付けるには人々の渇望している次の3つを与えることである
「受容」 「承認」  「重視」
人は貴重なのだという扱いをし、“特別”に個別に扱う

・人を恐れると逃げられる

・相手からの合図を待っていずに、彼は友好的になると想定して行動せよ

・相手にとってほしいと思う態度を取れ。彼が自分を好きになってくれると予期しているように行動せよ

・相手が自分を好きになるほうに賭けるのだ。これは賭けであるが、100回中99回は勝ち目がある。この賭けに乗らなければ負けること疑いなしである

・がつがつすると本能的に相手に後ずさりされてしまう。そして本能的に相手を低く値踏みするか、見かけ倒しじゃないかという疑念を抱くようになる。

・ゆったりした気分になって、相手はきっと自分を好くと自信を持つこと

・微笑の力で相手を友好的にならせよ

・人と意見が対立した場合、目的は議論に勝つことではなく相手を翻意させこちらの意見をとらせることである。十分に相手の意見を聞き、相手の顔を立てること

・相手が十分な意見を知っていなかったとすれば、「その時に御存じなかったのですから、そのように考えられるのも無理はありません」

・相手が間違っていたとすれば、間違っていても仕方ないと思われる口実を見つけ出してやる。「そんな場合なら、誰でもそう考えますよ」、「私も最初は同じように思ったのですが、この情報を得て、全面的に考えが変わりました」

・他人から全力を尽くして助力してほしいならば、肉体的助力と知的助力を等しく求めること

・相手にこちらの問題は彼の問題でもある、と思わせる

・人にものを頼みたいのであれば、彼をこちらのチームの一員にならせる。「もしあなたが私の立場ならばどうされますか?」と尋ねる

・批判は絶対に内密に与える

・批判の前に親切な言葉か褒め言葉を与える

・批判は非個人的なものにする。人ではなく行為を批判する

・協力を求めること。命じてはならない

・友好的に終える

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